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2008-08-26

今週のGrammar 13: ‘Hold your horses!’

馬マニアではないですが、
3週間連続で馬が含まれている表現を紹介したいと思います。
マイク先生と今週の表現は何にしようかと相談すると、
馬に関する表現が不思議なほどたくさん出てきます。

では、今週の Hold your horses! を見ていきましょう。
この表現はアメリカでしか聞かないですが、
訳すと、「ちょっと待った!」となります。
なにかいけないことをしだす前に、
「ちょっと待って考えてごらん」という表現です。
Hold your horses を言った後に、

理由の文章を付け足すケースが多いです。

例文: Hold your horses, you are going to fall over.
    (ちょっと待て!そのままだったら倒れるぞ!)

乗馬が昔から盛んだったアメリカでは、
現在でも暴れている馬に乗っている騎手に、
「馬を抑えろ!」という意味で、hold your horses が使われています。

2008-08-05

今週のGrammar 12: ‘I’m so hungry I could eat a horse!’


今週も馬が含まれた表現をみていきたいとおもいます。

日本語ですごくおなかが空いたときに、
「おへそと背中がくっつきそうだ」といいます。
英語の場合、同じニュアンスをもつ表現は、
‘I’m so hungry I could eat a horse!’です。
訳すと、「おなかが空き過ぎて、馬でも食える!」なり、
馬肉を食べる習慣が全くない英語圏では、
自分の移動手段(馬)がなくなってもいいぐらい空腹であるということを
強調する表現になっています。

日本の場合、居酒屋などで普通に馬刺しが食べれますし、
一部の地方では馬肉は400年以上も前から重要な蛋白源として重用されてきた(ソース:Wikipedia)ので、
日本語版をつくるとしたら、

「おなかが空き過ぎて、かご(駕籠)でも食える!」

となるでしょう…?

2008-07-28

今週のGrammar 11: 'You can lead a horse to water, but you can’t make him drink'


人間はどれだけ周りから注意されても、
自分自身が従うと思わない限り、変りません。
例えば、進学について先生が生徒にアドバイスを与えても、
彼がやる気にならない限り、前へ進みません。

今回の表現は、12世紀から使われていたそうで、
英語で最も古いことわざのひとつだそうです。

‘You can lead a horse to water,’ – 馬を水場まで連れて行くのは可能だが、
‘but you can’t make him drink.’ – 無理やり飲ませるのは不可能だ。


詳しく解読すると、
「馬」=助言を与えた者
「水場」=変えれる(助言を受けいれられる)環境(場所)
「飲ませる」=助言を受けいれさせる

まとめてみると下記のようになります。

「助言を与えた者が変われる環境に導かせたとしても、
強制的に助言を受けいれさせるは不可能だ。」


もっともだと思います。

2008-07-14

今週のGrammar 10: Can you dig it?


‘dig’ を日本語に訳すと、「掘る」になります。
なので、’Can you dig it?’は「掘れますか?」です。

まったく意味不明な表現ですが、本当の意味は:

「わかるか?」

または

「いけるんちゃうん?」

という意味があります。
この表現はアメリカで70年代に流行り、
当時は ’Do you understand?’ (言っている意味わかるか?)
の代わりに使われていました。

最近になって、’Is it cool?’(それってクール?)
っという表現にも使われるようになりました。

この表現を使った会話を1つ書いてみました。

A: I just got a new i-phone.
B: Can you dig it, man?
A: Dude, it’s so awesome.

A: i-phone を今さっきゲットしたんだけど~。
B: まじで!?!やばくね~!?
A: まじやべぇ~!

多少汚い日本語になりましたが、
雰囲気が感じ取りやすいように書いてみました。


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2008-07-07

今週のGrammar 09: Don’t count your chickens before they hatch

営業で、クライアントが契約書にサインをする前に、
心がはやまって、営業成績が向上したと思ったら、
最後に契約が結べなかった人はいませんか?

また、たった一回のデートで、相手ともう付き合えると自信過剰になったり、
テストの結果がまだ出てないのに、絶対いい成績がもらえると言いふらしていたら、
思わぬ結果となって恥をかいた方はいませんか?

今日は、そんな人にアドバイスをするために使える表現です。


‘Don’t count your chickens before they hatch’ を直訳すると、

「卵がかえる前に鶏を数えるな」という意味です。

結果を鶏に例えて、結果がでる前の状態(問題、物事、など)が卵に例えられています。
なので、本当の意味は、

「結果が出る前に成果を予測するな!」、という意味です。

マイク先生が書いたイラストを見ればよくわかると思います。


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2008-06-30

今週のGrammar 08: Open a can of worms


ひとつの問題を解決しようとして取った行動が、
反対にもっと複雑な問題になってしまったことは人生に何度もあります。
自分の人生から例えて言うと、
親しくもない知り合いに気をつかって誘われたサークルに入ったら、
興味がないのに一年間いろんな役目をやらされた痛い経験があります。

行った行動が結果的にもっと複雑になったり、悪化することを英語では、

‘Open a can of worms’ – ミミズの缶詰を開ける

と言います。

結果的に思ってもいないことが起きる=缶詰からミミズが出てくる、しかもややこしい問題になってしまうことでこの発想とは、おもしろいですね。

文学的には、いつから使われるようになったかはまだ分からないらしいです。

先日までアメリカで行われていた大統領選の民主党候補指名のオバマ上院議員も、
4月30日のシカゴ・タイムズ新聞に’Obama opens a can of worms’ という記事が載るほど使われる表現です。
http://www.suntimes.com/news/mitchell/923055,CST-NWS-mitch30.article

多少難しい文章になりますが、この表現を使ってさきほどだした例を英語にすると下記のとおりになります:

When I joined this society for the sake of ‘being nice’ to a guy I hardly know, little did I realize that I was opening a can of worms; it consisted of having to help out events for the whole year.


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2008-06-23

今週のGrammar – 07: Water off a duck’s back


怒られたり、批判されても受け流せることを、

’Water off a duck’s back’ – 鴨の背中から弾かれる水

と言います。鴨(duck)の体には防水効果があり、水がかかっても弾けて流れ落ちることが批判を受け流すことに例えられています。

今回はこの表現を使った会話を例として載せてみました。

Scenario: Two young office workers (from Tokyo) having a conversation at work:

Aさん:Don’t you get upset when your boss tells you off like that?
    (今朝上司に結構叱られてたけど、大丈夫?)
Bさん:Not really.
    (別に。)
Aさん:Amazing! How did you become so strong?
    (まじで!?どうやったらそんなに強くなれるの?)
Bさん:I don’t know. I just let it roll off like water off a duck’s back.
    (わかんないけど、ただ鴨の背中から弾かれる水ように受け流すだけだよ)



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2008-06-16

今週のGrammar – 06: Walking on thin ice

一歩間違えればやり直しができない可能性が高いときに使われる表現です。危機寸前の状況やデリケートな問題が「薄い氷」に例えられて、「薄い氷の上を歩く」となります。

20年以上学生だったので、また学生時代の思い出話になってしまいますが、やんちゃだった僕は結構先生方から、’You are walking on thin ice, young man!’、「これ以上教室を乱したら、すごいことになるわよ!」っという感じの注意をよくされました。

先週紹介した表現、’Were you born in a tent?’のように、国によって同じ意味を持つ表現でも、例えに使われるものが変わることもあります。アメリカでは「薄い氷」のかわりに「卵の殻」が例えとして使われ、’walking on eggshells’、として使われたりもします。

少し話がそれますが、ジョン・レノンがオノ・ヨーコと暗殺される日まで録音していた曲のタイトルが、Walking on thin iceでした。暗殺された当時、彼は完成した曲のレコードを手に持っていたそうです。

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2008-06-09

今週のGrammar – 05: Were you born in a tent?

今週はエアレン(Aaron)先生から習った、ニュージーランドで使わている表現を紹介します。
直訳すると、「おまえはテントで生まれたのか~!?」と言う意味になりますが、扉を開けっ放しにしている時に親や先生からよく注意された表現だそうです。

アメリカでは、’Were you born in a barn?’ – 「おまえは家畜小屋で生まれたのか?」という表現になります。もし日本語で使うとするならば、「おまえはかまくらで生まれたのか?」という表現になるでしょう。

この表現は当たり前のことができなかったことを指摘するときにも使用できます。
例えばトイレの水を流し忘れたり、電気を付けっぱなしにした時の「ツッコミ」感覚で使ったりすることもできるでしょう。

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2008-06-02

今週のGrammar – 04: ‘too big for one’s boots’

日常生活のなかで、人間関係の揉め事はしょっちゅうあることです。
今週は驕り高ぶる人間の表現の仕方を紹介したいと思います。

高校時代に学級院長になったクラスメートが周りの人間をを見下し、指図するようになった時、僕たちは陰で、「あいつは何様のつもりなんや!」と、グチっていました。それを英語に訳すと:

He is being too big for his boots. – 彼は自分のブーツより大きくなりすぎている。

与えられた役目や位(ブーツ)よりも大きくなるという意味です。
英語でも日本語と一緒で、批判的な表現が沢山ありますが、ここでは書けない物がほとんどです。(笑)

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2008-05-26

今週のGrammar - 03: 空気を読む

今週は日本語の表現をどう英語で言えるかにチャレンジしたいと思います。
最近よく使われるようになったこの表現を英語に直訳すると、

‘Read the air’ 

となりますが、絶対通じません。インターネットで検索してみると、’sense the atmosphere’, ‘read between the lines‘, ‘sensitive to the situation’ 等、多数の候補がありますが、私としては納得がいきませんでした。例えば ’sense the atmosphere’ は、環境を感じ取るという意味ではあってますが、海外生活のなかで聞いたことはありません。また ’read between the lines’は、「行間を読む」となり、日常会話は使いにくいところがあります。

個人的な意見ですが、普段日常会話で使われ、意味もあっている表現は下記の通りです:

‘take a hint’ - ヒントを取り入れる。

「空気を読む」は状況に流れている雰囲気(ヒント)を読み取れることだと思います。
反対に空気を読めない場合は、’can’t take a hint’ となります。
海外でくれぐれも、’Why can’t you take a hint?’ と言われないようにしましょう。

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2008-05-20

今週のGrammar - 02: 'My way or the highway'

直訳すると「私のやり方か高速道路です。」となりますが、
雰囲気的には「私のやり方に不満がるならあなたを省きますよ」となります。
昔、母親から’My way or the highway’ とよく言われました。
この場合、「従わないなら出て行け!」という空気が流れます。
この表現の由来はwayとhighwayが’韻を踏むので使われるようになったのだと思います。
強気の言葉なので、くれぐれも使う場所の空気を読んでください。
来週は「空気を読む(KY)」という表現を楽しみに・・・


(image from: http://www.ljlindhurst.com/images/highway.jpg)
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2008-05-12

今週のGrammar - 01: Who cut the cheese?

‘Who cut the cheese?’

この文章を日本語に直訳すると、
「誰がチーズを切ったの?」となりますが、
じつは「誰が屁をこいたんや!?」という意味になります。
日本では加工されたチーズ(スライスチーズ等)が多いですが、
海外では加工されていない、本物のチーズを食べる方が多いです。
円形のチーズのかたまりに初めてナイフを入れると、
いままでチーズに閉じ込められていた空気が部屋の中に広がります。
その際の悪臭は相当なもので、
これがきっかけでチーズに閉じ込められた空気がおならに例えられるようになりました。

(image from: http://lauramartinez.files.wordpress.com/2007/10/cheese.jpg)
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はじめに・・・

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